読書の最近のブログ記事

未妊

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この本では、
「心は産む準備ができているのに、頭が産ませてくれない」状態を未妊といっているらしい。
まぁ、心が産む準備ができていないのに子供のほうができてしまった私は、
この真逆の人生なわけですが、働く女として興味があったので読んでみました。

体が出産に一番適している時期は、仕事も一番楽しいとき。
いつか産みたいとは思うけど、そうしているうちにどんどん先延ばしになってしまう。
本の中で、雇用機会均等法で男女平等になったとはいえ、今の平等は
「産まなければ平等」なんだって書いてありましたが、
すごーく、納得。
日本の会社は、夫婦で働いて子供を育てられる仕組みになっていないと思います。
そもそも残業しすぎだし、付き合いとかも多い。
みんながそんなワークスタイルだから、子供を持つためには結局
多くの場合女が犠牲になって、働き方を変えなければならない。
でも、女性も男性と同様に認められたい気持ちがあるから、産むのはどんどん先延ばし。
こんな悪循環になっていると思います。

うちの場合は、だんなさまはそこまで残業もしないし、付き合いもしないし、
子供の世話もしてくれるので、↑とは違うのですが、
会社の人を見ていると、世間一般はうちとは違うのだなとひしひしと感じます。

お金の問題なんかじゃなく、
日本人全体のワークスタイルが変わらないと、
少子化は解決しないんじゃないかな、と私は思います。

話が大きくなってしまいましたが、
産んでみて思うことは、やっぱり「案ずるより産むがやすし」
確かに、仕事上制限されることも多いですが、
仕事だけをしていたときとは違う人生の楽しみがあるので、
トータルでは、やっぱり子を持って幸せだと思います。

出産したときに病院でお話をした35歳くらいの女性が、
「子供は本当はきらい。でも、女として危機感を感じて産むことにした」
と言っていたのがすごく印象に残ってます。
私にはまだその感覚はわかりませんが、
そういうものなのかもしれません。

えらそうに書いてみましたが、私は二人目未妊です・・・。
いつかもう一人欲しいなと思うけれど、全然決断できる気がしません。
でも、本を読んでいろいろと考えるきっかけができました。
まだ子供を産める年齢なので、ゆっくり考えたいです。
(って、やっぱり先延ばししてるし・・・)

のだめ

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金曜日にのだめ最新刊が出たので、すぐに買って読みました。
北海道に行く道のりでは、ダンナと取り合いになってました(^^;;

始めは、クラシックオタクな人が読んで面白いものなのかと思っていたのですが、ダンナもはまっているので、クラシックに興味がなくても、純粋に話として面白いみたいですね。まあ、そうでなければ、講談社漫画賞にも選ばれないだろうけど。

ダンナは、元バンドマンなので、のだめを読んで「オーケストラの指揮者って何のためにいるの?」と私に質問してきます。なかなか納得していただける答えが出せない私なのでした・・・。